yuruartの日記

美術、読書、映画、舞台など、好きなことをゆるっと書いていきます。

ジョージオーウェル「動物農場」感想

ジョージオーウェルといえば

 1984年か動物農場ですよね

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

 

 

1984年は以前読んだことがあって、

映画も拝見いたしました。

appleのCMもいいですよね。


[cm]Apple Mac 1984

 

小説の中で、印象に残っているシーンは

主人公の拷問シーンですね

拷問中に4本の指を見せられて、何本かと聞かれるんです。

みなさんは何本と答えますか?

 

 

 

 さて、読んだのは5年以上前になるのかな・・?

と思いながら、ついに動物農場を読むことになりました。

舞台でも題材にされることの多い動物農場

 

軽くあらすじです。

とある農場で、家畜たちの自由のために豚たちが立ち上がりました。

文字を勉強し知識を蓄え、人間を追い出し、自由を手に入れた家畜たち。

この農場は、動物たちだけの農場ということで、「動物農場」と名付けました。

農場を運営していくために豚たちを中心に力を合わせていくのですが・・。

 

 

 

 

私はこの作品を読んで、

労働について考えさせられました。

なぜ働いているのか、誰のために、何のために

そして、ヒエラルキーというものも存在しますよね

気にしないと思っていても、バカにされたりけなされたりすることも多いと思います。

誰しも疑問に思ったことのある社会の構造が描かれています。

今は自由に個人で生きる人も表に出てきているので、余計ディストピアに見えてしまいます。

以前よりは良かったと思っていても、疑問や不満は絶えないし、過去のことなんてもう記憶がなくなってしまったりしますからね。

現代社会に生きる私たちにこそ一度読んでみてほしいです。

割と短いので読みやすいですよ

 

動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)