上野で科学館から動物園を渡り歩いた日。アンデスからパンダまで。
国立科学博物館と上野動物園に行ってきました。実はどちらも初めて行きました。
3連休の中休みだったので、それなりに混雑していましたが、待ち時間はなかったです。
まず科学博物館。
地球館と日本館に分かれており、それぞれ1〜3階、B3〜3階あったので、全て見れませんでした。というか、一日いても全部見れるかわからないくらい展示の量が多かったです。
360度の映像が映し出される「シアター360」が見たいと思っていたので、一番最初に向かいました。20分くらいで中に入れました。
いやぁ、すごかったです。足元も透けているので、自分が浮いているような感覚でしたし、一種のアトラクションでした。
映像の内容は、「マントルと地球の変動」でした。マントルと一体になって火山として空に吹き出す光景は、多分ここでしか味わえないですね。地球の中心はどうなっているのか、自分がその一部になって冒険できるので、非常に理解しやすかったです。
大満足しながら南方熊楠の展示室へ。展示室の前のエントランスでは、戌年なので犬の剥製が並べられていました。野生の犬の剥製の方が狐のようでした。
南方熊楠は、楽しみにしていたんですが、まだ自分が知識不足ということもあり、満足に吸収はできなかったのです。でも、熊楠の描いたきのこや採取したものを見ているだけで楽しめました。熊楠の直筆のメモなども展示されていましたが、全然読み取れなかったですね。そもそも私自身、変形菌と粘菌の違いすらわかっていなくて、基礎知識があれば、読み取れるところや理解できることも多かっただろうと思います。もっと本を読んでおくべきだったと反省。ミュージアムショップに売っていた熊楠関係の本をメモしたので図書館で借ります。(基本、本は図書館で借りる派です。)
お腹が減ったので館内のレストランで食事をしました。先に席取りしないといけなかったんですね。席がなくてカレーを持ってウロウロしていたら優しいお姉さんが、ここ空くのでどうぞと席を譲ってくれました。運が良かった。
地球館日本館の展示をざっくり見て(全ては時間がなくて見れませんでした。)、博物館のありとあらゆる展示物が集まっていると思いました。科学館という枠には収まらないボリュームでしたね。
そして、アンデス展に行ってきました。
結構混んでいました。
ナスカの地上絵って水がないから、儀式のための絵だったんですね。乾燥しているから死んだ人はそのままにしておいてもミイラになりそうです。
体育座りしたミイラが、生々しくて凝視してしまいました。今回の展示の目玉なのではないかと思います。
ここに動画付きの解説が載っていたので、予習していくとより楽しいかもしれないですね。
科学館を後にし、次に向かったのは上野動物園
こちらも初めてです。
向かう途中にパンダポスト
閉園1時間前くらいだったので急ぎました。
最初はパンダを見に行きました。パンダ初めて見ました。思っていたより人感があふれていて、ふかふかしていて可愛かったです。
サービス精神旺盛なカワウソ
色がまさに「ピンクフラミンゴ」
園内にモノレールが走っていました。乗りたかった。
あと、園内に医療施設がありました。動物たちも健康面では安心できますね。
トラと、ホッキョクグマが早く帰りたそうにウロウロしていました。
私は動物園で暇そうな動物や体のわりに狭い檻に入れられている動物を見ると、辛くなってしまうんですよね。だって、人間が1畳の畳の上で過ごすようなものですよね。動物は見たいけど、なるべく広い敷地でのびのびと過ごしてもらいたいです。(人間はいくら歩くことになってもいいので)
帰りに歌川広重が描いた木を見つけることができました。本当にくるんっとなっているんですね。次来た時は間近で見ます。