「メディアアートって何?」という疑問にシンプルに答えます。
また2017年の話になるのですが、「岡本太郎とメディアアート展」に行きました。
1月28日までです。近々行ってるメディアアートの展示はこのくらいでしょうか。
さて、メディアアートというと、電気を使う作品というイメージなのですが、
新しい媒体を使った作品のことなんです。
どういうことなのでしょうか。
落合陽一さんの「コロイドディスプレイ」という作品
引用元↓
シャボン玉を作る膜に映像を映していますね。
でも、普通って映像は白い幕に映しますよね。
つまり、「シャボン玉の膜」という新しい媒体を使っているので、
「メディアアート」になるんです。
「岡本太郎とメディアアート展」で出品しており、岡本太郎と交流のあった作家さん、山口勝弘さん(92歳)は、日本におけるメディアアートの先駆者と言われています。
彼の作品、「ヴィトリーヌ」シリーズ
は、電気を使っていません。絵画のように壁にかけてありますが、モールガラスの屈折で、見る場所や角度によって作品のイメージが変わる作品になっています。
このモールガラスというのが、新しい媒体ですよね。
この展示で、初めて見たのですが、不思議でしたね、見る場所によって奥行きも変わりますけど、さっぱりとしていて気になる作品でした。
メディアアートの歴史については、
落合陽一さんの本が、非常にわかりやすいです。
https://www.amazon.co.jp/魔法の世紀-落合陽一/dp/4905325056
また、時間があるときに、メディアアートについて、しっかり書きますね。